3Dプリンターの活用企画!

2016/10/31 10:57

みなさんこんにちは!
今回は3Dプリンター初心者がBlogを書かせていただきます。





実際体験してみて、本当に簡単にプリントすることができました!

順を追って説明していきたいと思います。

まず、3Dプリントしたモノを考えます。
安心してください!
3DモデリングソフトやCAD等での作成ができなくてもこちら国内外含めて複数のウェブサービスが3Dデータのアップロードやダウンロードを可能にしていて簡単にデータをダウンロードできます。
今回利用したのはこちらのサイト、Thingiverse.comです。(※Makerbot社運営)

大量の3Dデータが登録されているので、何をプリントしたらいいのか分からないけどとりあえずプリントしてみたい人にはオススメです!著作権はCreative Commons(オリジナルは作成者に依存しますが、再編集や3Dプリント等を許可されたもの)がほとんどなので3Dプリントをこれから楽しみたい人や、イベント用や機体調節用、日用品など様々な場面で利用できます。
(※英語サイトになりますので、検索は英語になります。)

10月ですので、ジャック・オー・ランタンをプリントしてみたいと思います。
ジャコランタンではなくちゃんと''Jack-o'-Lantern''と検索してみたら、278もヒットしました。
私は帽子付きの可愛いこちらのデザインをダウンロードしてみることにします。
Downloadをポチっとします。(Thing FilesボタンからSTLファイルを直接ダウンロードすることも可能です)

次にダウンロードしたデータをSimplify3Dソフトにインポートします。
インポートしたデータがこちら

ちょっと小さいですね。。。
今回はTITAN3 3Dプリンターでプリントするので、大きめのサイズにしたいと思います。

3Dモデルをダブルクリックすると、位置やサイズなど変更ができるので、ダブルクリックしてサイズ変更します。
フィラメント交換が必要ないように、1kgギリギリの大きさに変更したいと思います。
こんな感じにサイズを変更しました。(ひとつの箇所をいじると自動的に他の箇所もサイズが変更になります。)
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サイズ 幅(X): 250 .00 奥行(Y)253.14 高さ(Z):157.67(mm)
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なかなか大きいサイズになりました!


大きい・・・大きくてハロウィーン用なので今回は通常の0.4mmノズルではなく0.8mmノズルを使い積層ピッチを荒くし、プリント時間を速くしてみましょう!


そしてプリント開始の準備をポチっとすると、3Dデータがスライスされ3Dプリンターがプリントを行うためのG-code化が行われます。
プリント予想時間なんと!!18時間!! 0.4mmノズルでこれを作るとなると単純に二倍の時間になりそうです。

ちゃんと3Dプリントできるかな???
このデータをSDカードに保存します。

SDカードを持って、TITAN3 3Dプリンターのところまで行きます。
加熱準備をして、フィラメントを入れて、
いよいよ造形開始です!

TITAN3 3Dプリンター はタッチパネルが日本語ですので、操作が簡単でした!

18時間後、ちゃんとプリントできていました!
じゃん!なかなか綺麗じゃないですか〜?!!
アップがこちら
目の中や口の中はサポート材が満載ですね!



黄色い本体は表面も滑らかでサポート材もきっちりと取れ易く美しい仕上がりになりました!

同じように帽子もプリントしました。
ボディーの大きさを4.2倍にしたので、帽子も4.2倍でプリントしたらちゃんとはまってくれました。
じゃん!存在感あります!ただ黄色の本体より2倍速度で出してみましたのでちょっと表面が荒れてしまいました。これは後学のためそのまま使いましょう。この帽子もなかなかの重さになりました・・・

ランタンに火を灯してみました。
綺麗です!感動です!!
透明黄色のフィラメントが火を灯すといい感じのオレンジになりました。
     
3ステップで初心者の私でも簡単に3Dプリントができました。
1. プリントしたいデータをThingverseでダウンロードする
2. Simplify3Dソフトでデータをスライスする
3. そのままTITAN3 3Dプリンターでプリントする

プリントは18時間かかりましたが、1.2の作業は10分くらいで終わりました!

Happy Halloween!!





今回使用した3Dプリンターはこちら

今回使用したノズルはこちら

今回使用したソフトはこちら